平成17年(2005)1月9日 平成16年(2004)度 第41回大学選手権決勝

国立競技場

早大 31-19 関東学大●

荒ぶる再び 早稲田王座奪回

平成16年(2004)度 第41回大学選手権決勝
2005年1月9日 G:国立競技場 R:岩下眞一 KO 14:00
早大 31 19 関東学大
C1 諸岡 省吾(④久我山高) 12 7 1 今  健治(②青森北高)
2 青木 佑輔(③久我山高) 19 12 2 田中 貴士(②大工大高)
3 伊藤 雄大(④久我山高) 3 坂本  亮(④関東学院)
4 内橋  徹(④明善高) 2 T 1 4 石田 雅人(②上郷高)
5 桑江 崇行(④茨木高) 1 G 1 5 三根 秀敏(③佐賀工)
6 古島  直(④早大学院) 0 PG 0 6 北川 忠資(③東山高)
7 松本  充(③筑紫丘高) 0 DG 0 7 坂元 弘幸(③佐土原高)
8 佐々木 隆道(③啓光学園) 8 大鰐  健(③青森北高)
9 後藤 翔太(④桐蔭学園) 3 T 2 9 吉田 正明(②大工大高)
10 安藤 栄次(④熊谷工) 2 G 1 10 藤井 亮太(②佐賀工)
11 首藤 甲子郎(②桐蔭学園) 0 PG 0 11 小栁 泰貴(③佐賀工)
12 菊池 和気(④稲毛高) 0 DG 0 12 高山 国哲(②啓光学園)
13 今村 雄太(②四日市農) C13 有賀  剛(③日川高)
14 内藤 慎平(④秋田高) 16 5 14 北川 智規(②東山高)
15 五郎丸 歩(①佐賀工) 15 田井中 啓彰(③北九州高)
交代【関】笹倉康義(③向上高)③、竹山浩史(②大島高)⑥、高安厚史(④東山高)⑨、櫻谷勉(②伏見工)⑫

 早大が王座を奪回したことで、早大と関東学大の2強時代が確立、大学ラグビーの人気が再び上昇機運に乗ってきた。前半3分早大WTB内藤慎がトライ(五郎丸ゴール)。32分早大五郎丸50メートル独走してトライ。36分関東学大FL北川忠が早大SO安藤のキックをチャージしてトライ(藤井ゴール)。早大12−7関東学大。後半9分関東学大SH吉田がインターセプト、WTB北川智がトライ(藤井ゴール)。13分早大モールから安藤が抜いてトライ(五郎丸ゴール)。17分早大ラインアウトから内橋が60メートル独走トライ(五郎丸ゴール)。39分、早大今村がトライ。関東学大はロスタイムの44分に北川智がトライしたが及ばず、早大が31−19で関東学大を下し覇権を奪回した。

「FWとBKをつないだSH後藤翔はこう話す。『FWの圧力があったからこそ、BKがトライを取れた』。史上最強FWと伝統のBKが高いレベルでかみ合い、国立競技場に2年ぶりとなる優勝歌『荒ぶる』が響き渡った」(読売、大塚貴司)。