平成18年(2006)1月8日 平成17年(2005)度 第42回大学選手権決勝

国立競技場

早大 41-5 関東学大●

早大会心の勝利で2連覇達成

平成17年(2005)度 第42回大学選手権決勝
2006年1月8日 G:国立競技場 R:相田真治 KO 14:00
早大 41 5 関東学大
1 前田 航平(④早実高) 20 5 1 林  時光(④大工大高)
2 青木 佑輔(④久我山高) 21 0 2 田中 貴士(③大工大高)
3 畠山 健介(②仙台育英高) 3 笹倉 康義(④向上高)
4 内橋  徹(④明善高) 2 T 1 4 三根 秀敏(④佐賀工)
5 後藤 彰友(③千種高) 1 G 0 5 北川 勇次(①大阪桐蔭)
6 豊田 将万(①東福岡高) 1 PG 0 6 北川 忠資(④東山高)
7 松本  充(④筑紫丘高) 1 DG 0 7 坂元 弘幸(④佐土原高)
C8 佐々木 隆道(④啓光学園) 8 土佐  誠(①尾道高)
9 矢富 勇毅(③京都成章高) 3 T 0 9 吉田 正明(③大工大高)
10 曽我部 佳憲(③啓光学園) 3 G 0 10 藤井 亮太(③佐賀工)
11 首藤 甲子郎(③桐蔭学園) 0 PG 0 11 小栁 泰貴(④佐賀工)
12 池上 真介(④横須賀高) 0 DG 0 12 重見 彰洋(③松山商)
13 今村 雄太(③四日市農) 13 櫻谷  勉(③伏見工)
14 菅野 朋幸(③福島高) 10 7 14 北川 智規(④東山高)
15 五郎丸 歩(②佐賀工) C15 有賀  剛(④日川高)
交代【早】市村茂展(④茗渓学園)③、権丈太郎(②筑紫高)⑤、勝田譲(④山形南高)⑭、高橋銀太郎(④東農大二高)⑮

 拮抗するはずのゲームが早大側にぐっと動いたのは、早大が3−0でリードしていた前半24分のビッグプレーだった。関東学大が早大陣深く攻め込んだチャンス、本来なら関東学大のFWの猛攻を早大がしのぎきれるか、緊迫した攻防が早大ゴール前で展開されたはずだ。しかしラックに走り込んだ早大畠山がターンオーバーしたボールは矢富、五郎丸、池上と今村がループして首藤へ、首藤が50メートルを走りきってトライを決めた。このプレーで流れを引き寄せた早大は、29分にSO曽我部が見事なドロップゴールを決め、さらに34分にラックからパスを受けた曽我部が、ゴール右隅に2人のタックルを飛び越えるようにかわすトライで前半を20−0とリードした。後半首藤トライ、五郎丸も5本のゴールすべてと1T1PGを決め18点と貢献、関東学大のエース有賀は完ぺきにマークされて動けなかった。低迷していた早大を黄金時代に導いた清宮監督は、連覇を花道にバトンを中竹竜二に託すことになる。