○明治大 22-17 天理大●
平成30年(2018)度 第55回大学選手権決勝 | ||||||
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2019年1月12日 G:秩父宮 R: | ||||||
明治大 | 22 | - | 17 | 天理大 | ||
1 | 安 昌豪(③大阪朝高) | 12 | 前 | 5 | 1 | 加藤 滉紫(④専大松戸) |
2 | 武井 日向(③国学院栃木) | 10 | 後 | 12 | C2 | 島根 一磨(④天理) |
3 | 祝原 涼介(④桐蔭学園) | 3 | 小鍛治 悠太(②大産大附) | |||
4 | 片倉 康瑛(②明大中野) | 2 | T | 1 | 4 | 由良 祥一(④大産大附) |
5 | 箸本 龍雅(②東福岡) | 1 | G | 0 | 5 | アシペリ・モアラ(①日航石川) |
6 | 石井 洋介(③桐蔭学園) | 0 | PG | 0 | 6 | 岡山 仙治(③石見智翠館) |
7 | 井上 遼(④報徳学園) | 0 | DG | 0 | 7 | 佐藤 慶(④天理) |
8 | 坂 和樹(③明中八王子) | 8 | ファウルア・マキシ(④日航石川) | |||
C9 | 福田 健太(④茗渓学園) | 1 | T | 2 | 9 | 藤原 忍(②日航石川) |
10 | 忽那 鐘太(④石見智翠館) | 1 | G | 1 | 10 | 松永 拓朗(②大産大附) |
11 | 髙橋 汰地(④常翔学園) | 1 | PG | 0 | 11 | 中野 豪(④常翔啓光) |
12 | 射場 大輔(③常翔学園) | 0 | DG | 0 | 12 | 池永 玄太郎(④上之宮太子) |
13 | 森 勇登(②東福岡) | 13 | シオサイア・フィフィタ(②日航石川) | |||
14 | 山崎 洋之(③筑紫) | 6 | 反 | 3 | 14 | 久保 直人(④天理) |
15 | 山沢 京平(②深谷) | 15 | 立見 聡明(③明和県央) | |||
交代【明】松尾将太郎(④東福岡)、山村知也(③報徳学園)、小宮カズミ(④目黒学院)、朝長駿(④長崎北陽台)、松岡賢太(③京都成章)、齊藤剣(④能代工)、吉岡大貴(④日向)、児玉樹(①秋田工) 【天】野田涼太(④天理)、谷口祐一郎(②東海大仰星)、山川力優(③天理)、小畑拓也(③京都外大西)、松田信夫(③天理教校学園) | ||||||
開始2分、天理大がゴール前ラインアウトのサインプレーで、フッカー島根主将(4年)がブラインドサイドを突いて最初のトライを挙げた。両チーム自慢のスクラムでは、重量で劣る天理大が優位に組み、序盤から明大の苦戦が予想された。しかし同7分、明大はラインアウトから攻撃を継続して前進すると、FB山沢(2年)の見事な飛ばしパスがWTB山崎(3年)に渡り、右サイドラインを駆け抜けて同点トライ。同22分にもラインアウトからのサインプレーでWTB高橋(4年)が抜け出して勝ち越し。12-5で前半を折り返した。
後半は15分にPGで3点を加え、同21分にはフッカー武井(3年)がトライを挙げてリードを広げた。その後、開き直った天理大は島根主将の執念の走りで1トライを返し、更に勢いづいた天理大は再度島根主将の気迫あふれる走りから、CTBフィフィタがトライを挙げ、5点差に迫った。逆転もあり得ると場内騒然となったが、あと一歩届かなかった。
自身も3年生SHとして、22年前の優勝に貢献した田中澄憲監督は「部員126人の努力とハードワークが最高の形で現れて、非常に嬉しいです。多くのファンのみなさんの応援が、選手にエネルギーを与えてくれました」と喜びを表現した。