平成22年(2010)5月8日 秩父宮ラグビー場
○日本代表 60-5 アラビアンガルフ代表●
アラビアンガルフに快勝
No.490★253 第11回IRBアジア5ヵ国対抗2010第2戦兼第7回RWC最終予選 | ||||||
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2010年5月8日 G:秩父宮ラグビー場 R:ハリー・メイソン(Sin) KO 14:05 | ||||||
日本代表 | 60 | - | 5 | アラビアンガルフ代表 | ||
1 | 平島 久照(神鋼) | 26 | 前 | 0 | 1 | マイケル・リレイ |
2 | 湯原 祐希(東芝) | 34 | 後 | 5 | 2 | ローリー・パワー |
3 | 仲村 慎祐(サントリー) | 3 | ニコラス・クローカー | |||
4 | ルーク・トンプソン(近鉄) | 4 | T | 0 | 4 | ジェイソン・ボイス |
5 | 北川 俊澄(トヨタ) | 3 | G | 0 | C5 | マイケル・コックスヒル |
6 | 豊田 将万(コカコーラW) | 0 | PG | 0 | 6 | カール・サチリフ |
7 | シオネ・バツベイ(三洋電機) | 0 | DG | 0 | 7 | バイロン・クレーマー |
C8 | 菊谷 崇(トヨタ) | 8 | デビッド・クラーク | |||
9 | 吉田 朋生(東芝) | 6 | T | 1 | 9 | ジョナサン・マクドナルド |
10 | ジェームス・アレジ(ニューポート) | 2 | G | 0 | 10 | ダンカン・マリー |
11 | 長友 泰憲(サントリー) | 0 | PG | 0 | 11 | スティーブ・スミス |
12 | 金澤 良(リコー) | 0 | DG | 0 | 12 | タイフ・アルデラミエ |
13 | アリシ・トゥプアイレイ(キャノン) | 13 | トレント・イーストゲート | |||
14 | 遠藤 幸佑(トヨタ) | 17 | 反 | 12 | 14 | ジョシュア・シェリン |
15 | 松下 馨(トヨタ) | 15 | ジェームズ・ラブ | |||
交代【日】和田耕二(トヨタ)⑨、藤田望(ホンダ)①、木津武士(東海大)②、タウファ統悦(近鉄)⑦、山中亮平(早大)⑩ 【ア】D.ヒール②、M.ギャザコール③、S.リトル④、P.ベアード⑪、S.ハーレー⑭ シンビン=豊田(日) | ||||||
得点:Tトゥプアイレイ2、菊谷2、松下2、アレジ、遠藤、金澤、和田、Gアレジ4、松下 |
今シーズン初登場の日本代表は、第2戦のアラビアンガルフに圧勝して、最終予選突破に視界良好となった。大勝にもかかわらずカーワンHC、菊谷崇主将らのコメントに“ミスが多い”と反省が口について出るのは、来年のRWCではもっともっとプレーの精度を高めないと勝てないからだ。交代出場直後のトライを含め2トライをあげて存在をアピールしたSH和田耕二はじめ、初キャップ組の金澤良、山中亮平に加え、湯原祐希、堀江翔太、木津武士、仲村慎祐、眞壁伸弥、豊田将万、長友泰憲、松下馨らの新鋭がどれだけ働けるのか、競い合わせながら、もう一段レベルアップしたチームを本番へ送り出すのがカーワンの仕事であり手腕の見せどころだ。この試合では最後に1トライされたものの、新鋭たちもそれぞれ活躍し、レギュラーも安閑としていられないところを見せてくれた。試合後の裁定で菊谷主将がスタンピング(相手を踏みつける行為)で2試合出場停止処分を受けた。