テストNo.295 リポビタンDツアー2013 日本代表欧州遠征 ロシア代表戦

平成25年(2013)11月15日 G:コルウィンベイ(WAL) R:ルーク・ピアース(ENG)

日本代表 40-13 ロシア代表

No.533★295 リポビタンDツアー2013 欧州遠征2013 ロシア代表
2013年11月15日 G:コルウィンベイ(WAL) R:ルーク・ピアース(ENG)
日本代表 40 13 ロシア代表
1 三上 正貴(東芝) 13 13 1 グレゴリー・チノビラゼ
2 堀江 翔太(パナソニック) 27 0 2 バレリー・チノビラゼ
3 畠山 健介(サントリー) 3 エブゲニイ・プロネンコ
4 大野  均(東芝) 1 T 1 C4 アレクサンドル・ボイトフ
5 トンプソン ルーク(近鉄) 1 G 1 5 アンドレイ・ガルブゾフ
6 ヘンドリック・ツイ(サントリー) 2 PG 2 6 アレクサンドル・フデャコフ
7 マイケル・ブロードハースト(リコー) 0 DG 0 7 パベル・ブテンコ
8 ホラニ龍コリニアシ(パナソニック) 8 ビクトル・グレセフ
9 田中 史朗(パナソニック) 4 T 0 9 アントン・リャボフ
10 小野 晃征(サントリー) 2 G 0 10 セルゲイ・スグロボフ
11 藤田 慶和(早大) 1 PG 0 11 ウラジミール・オストロウシコ
12 田村  優(NEC) 0 DG 0 12 アレクセイ・マコベツキー
13 マレ・サウ(ヤマハ) 13 ディミトリー・ゲラシモフ
C14 廣瀬 俊朗(東芝) 6 9 14 バシリー・アルテミエフ
15 五郎丸 歩(ヤマハ) 15 ラミル・ガイシン
交代【日】真壁伸弥(サントリー)④、ジャスティン・アイブス⑧、山下裕史(神鋼)③、日和佐篤(サントリー)⑨、平島久照(神鋼)①、霜村誠一⑫、山田章仁(パナソニック)⑪、湯原祐希(東芝)② 【ロ】イノケンティー・ジーコフ③、ウラジスラフ・コルシュノフ②、アルチョム・ファタホフ⑤、デニス・アントノフ④、イゴール・ガリノフスキー⑬、デニス・シンプリケビッチ⑮、アレクセイ・シェルバン⑫  シンビン=アルテミエフ(ロ)
得点:Tツイ、ブロードハースト、サウ2、廣瀬、G五郎丸3、PG五郎丸3

 3年前の対戦では75-3と圧勝したロシアに対して、前半を終わって13-13。前半だけで7回のハンドリングエラーがあった。圧倒的に攻めながらも、ジャパンのトライはモールからの1本のみ。コンタクトで勝てるので、個人技に走ったり、甘いオプション選択となったり、軽いミスが多かった。ゲームメイクを担うキーマンたちが語るとおり、あと数フェイズ、アタックを続ければロシアゴールを陥落できる場面で、端から見ている限り軽率にしか見えないプレーの末に攻撃終了。

 前半を終えたハーフタイムのロッカールーム。選手たちを厳しい口調で叱責したのは、元イングランド代表LOのスティーブ・ボーズウィックスポットコーチだった。何よりも叱ったのはロシアのことをリスペクトしていないこと。相手をなめているから、安易にトライを取りに行って自滅している、と。「あれで目が覚めた」メンバー最年長のLO大野均が代弁してくれたとおり、後半になると雑なプレーは一気に減った。WTB廣瀬主将が最後のトライを取るかたちで締めて、後半は計4トライ。前半ミスを連発していたCTBマレ・サウも後半は2度ロシアゴールを駆け抜けるなど、最終的には40-13まで点差を広げてツアー初勝利をものにした。後半28分にはWTB藤田に代わって、山田章仁が左WTBのポジションに入り、念願の初キャップを獲得した。