テストNo.334 アジアチャンピオンシップ2017 第2戦 韓国代表戦

平成29年(2017)4月29日 G:秩父宮 R:マット・ロッデン(HK)

日本代表 80-10 韓国代表

No.573★334 アジアチャンピオンシップ2017 第2戦 韓国代表
2017年4月29日 G:秩父宮 R:マット・ロッデン(HK)
日本代表 80 10 韓国代表
1 石原 慎太郎(サントリー) 31 5 1 ナ・グァンヨン
2 坂手 淳史(パナソニック) 49 5 2 キム・ジップ
3 須藤 元樹(サントリー) 3 キム・グァンシク
4 谷田部 洸太郎(パナソニック) 5 T 1 4 ヤン・デヨン
5 アニセ サムエラ(キヤノン) 3 G 0 5 ハン・コンギュ
6 マルジーン・イラウア(東芝) 0 PG 0 6 キム・ヒョンス
7 小澤 直輝(サントリー) 0 DG 0 C7 キム・ジョンミン
8 松橋 周平(リコー) 8 イ・ヨンスン
C9 流   大(サントリー) 7 T 1 9 シン・キチョル
10 小倉 順平(NTTコム) 7 G 0 10 ユ・ジェヒョク
11 山田 章仁(パナソニック) 0 PG 0 11 チャン・ヨンフン
12 松田 力也(パナソニック) 0 DG 0 12 ムン・ジョンホ
13 山中 亮平(神鋼) 13 キム・ソンス
14 アマナキ・ロトアヘア(リコー) 5 12 14 チョン・ヨンシク
15 野口 竜司(東海大) 15 イ・ジェボック
交代【日】知念雄(東芝)③、小瀧尚弘(東芝)⑤、山沢拓也(パナソニック)⑩、日野剛志(ヤマハ)②、徳永祥尭(東芝)⑥、三浦昌悟(東海大)①、茂野海人(NEC)⑨、中村亮土(サントリー)⑬ 【韓】キム・ソンテ①、チャン・ジョンミン⑬、カン・テヒョン③、シン・ダヒョン⑤、キム・グァンミン⑭、イム・ジュンヒ②、チョン・ヒョジン④、キム・ソンヒョン⑨  シンビン=キム・グァンシク、イム・ジュンヒ(韓)
得点:T坂手、サムエラ、小澤、流、山田、松田、山中、日野、中村、G小倉5、山沢5

ホーム秩父宮での第2戦は課題を修正し、第1戦と同じ韓国から80点を挙げる快勝を収めた。

 ジャパンは早々に決着をつけた。開始3分、PKを左タッチに蹴りだした後のモールを押し切って先制トライ。その13分後にはピンチから切り返した。自陣深くに攻め込まれるも、ラインアウトからのアタックをFL小澤直輝が低いタックルで止める。やがてボールを取り返すと、蹴り込んだキックをWTB山田章仁が好チェイス。相手の反則を誘い、最後はWTBアマナキ・ロトアヘアが決めた。さらに、前半32分までに3トライを追加して31-0。前半終了間際に1トライを返されて31-5でハーフタイムに入り、後半は40分で7トライを追加した。

 指揮官は「前回の試合でのパフォーマンスから攻撃した選手たちを褒め称えたい。個々が責任を持ってハードトレーニングした結果を見せた。大量得点にもハングリーな意識を持ち続けた。アタックでアウトサイドを責めることが出来たのは、FWがピッチの真ん中でいい仕事をしていたから。ボールをキープできなかったシーンや、無理にトライを取りにいったところもあったが、そこでいいプレーをできていれば、もっとトライを奪えた」と前週からの修正を結果に結びつけたチームを褒め称えた。

 しかし、「満足はしていない。これ(改善と自分たちのスタイル)を続けていかないといけない」と言うように、ティア1国との戦いに通用する選手を育てるという点では、まだまだ足りないとした。(ラグビーマガジン2017年7月号より抜粋)