この度、諸先輩が遺した歴史的に貴重な書籍類、日本ラグビーフットボール協会に残された機関誌、写真ファイル、新聞スクラップなどの資料を整理し、「日本ラグビーの知財庫」とも言うべき日本ラグビー・デジタルミュージアムを構築することができました。
全国ならびに全世界のラグビーファンに、日本ラグビーの歴史、年代史、及び激戦を繰り広げたテストマッチ、日本代表キャップホルダー、そして日本選手権、大学選手権、社会人選手権、トップリーグの全試合について歴史を知っていただき、存分にお楽しみいただければと願う次第です。
振り返ってみますと、日本ラグビーに関する資料のデジタル化は、これまでに幾度もその必要性と対応策について議論をなされてまいりました。しかし、その都度、予算問題、対応時間の欠乏等によりあきらめてきました。
そのような中で図書館振興財団の助成金制度を活用して、2019ラグビーワールドカップ日本大会を前に、日本ラグビーのこれまでの道のりを世界へ発信したいというラグビー関係者の思いが通じ、日本ラグビー・デジタルミュージアムの実現に至りました。改めてご協力を頂きました皆様に厚く御礼を申し上げます。
日本ラグビー・デジタルミュージアム・プロジェクト
日本ラグビー・デジタルミュージアム 制作協力者(書籍、資料、写真等の提供者)
- 日比野 弘(日本ラグビーフットボール協会名誉顧問) ※「日本ラグビー全史」のデータご提供
- 秋山 陽一(元テレビ神奈川、ライター:故人)
- 田村 一博(ラグビーマガジン編集長)
- 長井 勉(横浜マイクロシステム)
- 慶應義塾體育會蹴球部
- 早稲田大学ラグビー蹴球部
- 神戸製鋼ラグビー部
- 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会
日本ラグビー・デジタルミュージアム プロジェクトメンバー
- 顧問 蓮沼 隆
- リーダー 渡辺 一郎
- 齊藤 武利
- 松瀬 学
- 杉山 聡
- 事務局 富岡 英輔
- 資料提供サポート
- 広報部 藪木宏之、片桐康弘、武藤真菜、石原夢花
- 英文翻訳確認、仏語翻訳サポート
- 国際部 永田為九郎、藤田ふみ、斎藤千紘
- 制作
- TRC-ADEAC株式会社