協会機関誌以前の雑誌

日本協会の発刊ではなく、掲載すべきかどうかを検討したが、貴重な歴史的資料の保存を最優先に考え、掲載を決めた。

１．関東協会機関誌　戦前の1933年の発刊であり、またその巻頭言として、高木喜寛日本協会会長（関東協会会長兼務）より「ラグビーフットボールの再刊を祝して」とあるように、それ以前にも何らかの発刊がされた模様である（今のところ日本協会の蔵書の中には存在していない）。ラグビー関係者の誰もがこのような雑誌の定期発行を望んでいたものと推測される。しかし関東協会機関誌も戦前の1937年4月のVol9 No2 をもって廃刊となった模様である。

２．ラグビーフットボール（ラグビー社）　戦後の1948年、今度は関西協会を中心に機運を盛り上げ、ラグビー社を興し（発刊者も自分たちが素人であることを創刊号の編集後記で語っており）、関西協会の要人たちのバックアップで発刊にこぎつけたものと推測される。しかし1951年1月のNo21を最後に、その後は日本協会機関誌に引き継がれた模様である。

＊）この二つのラグビー雑誌の発刊の背景などにお詳しい方がいらしたら、是非、日本協会総務部アーカイブ担当富岡までご連絡をいただきたい。

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