解題・説明
|
遍澄(へんちょう)(1801~1876)の作と伝えられ、良寛の弟由之(よしゆき)の讃(さん)がある。良寛は天保2年(1831)1月6日に74歳の生涯を閉じたが、この画像は晩年の良寛を最もよく伝えているという。遍澄は、三島郡和島村(現・長岡市)に生まれ、若くして良寛を慕い、画をよく描いた。かつて貞心尼(ていしんに)の住んでいた釈迦堂(東本町1丁目)に元々伝えられていたが、昭和54年11月に道路拡張のため取り壊され、本良寛画像は、現在は本寺の常福寺(じょうふくじ)(曹洞宗)に保管されている。
|