(4)体育館などの社会体育施設

 市民の健康づくりや生涯を通じてのスポーツ活動、競技スポーツ活動に必要な社会体育施設の整備は、1969年(昭和44年)8月、向陽台1丁目に「市民運動場」(16,500m²。野球場兼運動場1面、テニスコート7面)[注26]が開場し、1972年(昭和47年)12月、隣接地に「市民体育館」(延べ床面積2,480.9m²)[注27]が開館したことから始まった。1975年(昭和50年)以降に整備された体育・スポーツ施設は下表のとおりであった。

表05-03 1975年(昭和50年)以降に整備された体育館などの施設
施設名 開設年月 所在地
東久代運動公園[注28] 1975年 (昭和50年) 5月 東久代1丁目
市民プール[注29] 1979年 (昭和54年) 7月 小花2丁目
総合体育館[注30] 1984年 (昭和59年) 10月 火打1丁目
武道場[注31] 1987年 (昭和62年) 5月 総合体育館2階の一部
弓道場[注32] 1988年 (昭和63年) 5月 総合体育館北隣

 

 東久代運動公園は、1973年(昭和48年)度から整備が始まり、1975年(昭和50年)5月に、まず野球場1面がオープンした。猪名川河川敷を建設省(当時)から借り受けて整備する公園で、総面積は約5万6,000m²。野球場のほか、サッカーグラウンド、テニスコート、広場、駐車場などを整備する全体計画だった[注33]。


【写真05-06】東久代運動公園[注34]

 市民プールは、25mプールに幼児用プールを接続した造りになっていて、敷地面積3,492m²、総工費1億6,200万円だった。なお、1991年(平成3年)7月、火打1丁目に市民温水プールがオープン[注35]したので、それを受けて閉鎖となった。


【写真05-07】市民プール[注36]


【写真05-08】市民温水プール[注37]

 総合体育館は、市制30周年記念事業として、7,200m²の敷地に、総工費24億1,300万円をかけて建設された。鉄筋コンクリート造り、地下1階、地上2階建てで、延べ床面積4,773m²。既設の市民体育館の約2倍の広さとなった。1階には、1,300m²の第一体育室(観覧席222席)、トレーニング室、健康体力測定室、救護室、談話コーナー、事務室などがあり、2階には、407m²の第二体育室、一周160mのランニングコース、研修室などが配置された。身体障がい者のスポーツ活動にも対応できるよう、エレベーター、障がい者用トイレ・シャワー室、スロープ、展示案内版、車いす用観覧席を設けた。

 その後、総合体育館2階部分に、総工費1億1,000万円をかけて武道場が建設された。219m²の第一武道室は、柔道、少林寺拳法、合気道などに使用できる畳98枚敷きとなっている。216m²の第二武道室は、板敷きで剣道や空手などに使用できるようになっている。また、弓道場も総合体育館に隣接して建設された。敷地面積約7,877m²、延べ床面積約343m²の鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造り)平屋建てで、総工費2億2,800万円をかけて建設された。当時、阪神間では、芦屋市に次いで2番目となる本格的な弓道場であった。


【写真05-09】総合体育館[注38]