(4)観光・イベント・祭事など

◆観光・イベント・祭事

 1975年(昭和50年)から1994年(平成6年)のこの時期、北部にある妙見山付近や一庫ダムによってできた知明湖周辺などが四季を通じて親しまれる観光地として人気を集めていた。この時期に開催されていた季節の主なイベント・祭事は下表のとおりだった[注11]。

表11-04 季節の主なイベント・祭事
季節 名称 備 考
4月 源氏まつり 1953年(昭和28年)に、多田神社のまつりとして実施された懐古行列を契機に、1962年(昭和37年)には、「観光まつり」として、清和源氏発祥の地・多田神社を中心とした多田地区で開催。鎧(よろい)、兜(かぶと)に身を固めた源満仲公をはじめとする源氏ゆかりの武将や馬上の巴御前、時代衣装に身を包んだ常盤御前、静御前、少年少女武者などが、絢爛(けんらん)豪華な時代絵巻を繰り広げる懐古行列で有名。1983年(昭和58年)には、「源氏まつり」に改称[注12]
8月 猪名川花火大会 1949年(昭和24年)から、猪名川河川敷で、隣接する大阪府池田市とともに開催。夏の風物詩として多くの人が集まる[注13]
10月
11月
川西おもろ能 1992年(平成4年)10月、後述の「川西りんどう祭 ‘92」の一環として開始。地域コミュニティが主体となった実行委員会形式で開催。世界的な彫刻家である流政之氏が制作した「けやき坂中央公園おもろ座石舞台」で、薪能(たきぎのう)を上演する伝統芸能イベント[注14]
川西りんどう祭 1991年(平成3年)、「市民手づくりの祭」として実行委員会形式で開催。マーチングバンドなどのパレード、演奏会、スタンプウォークラリー「川西歩ラソン王国」など多彩な企画を実施[注15]
11月 川西一庫ダム周遊マラソン大会 1982年(昭和57年)に一庫ダムの竣工を記念して、川西市青年会議所主催で開催。翌年からは実行委員会形式で継続[注16]

 


【写真11-04】源氏まつり[注17]


【写真11-05】猪名川花火大会[注18]


【写真11-06】川西りんどう祭[注19]

 

◆市制施行に関する周年記念事業

 市制施行に関する周年事業として、市の主催や協賛事業などで、次のような記念事業が開催された。

表11-05 市制施行に関する周年事業の概要
市制20周年記念事業
1974年(昭和49年)[注20]
○文化会館で記念式典を開催
○『かわにし 川西市史』…1971年(昭和46年)10月から着手。全8巻
第1巻 1974年(昭和49年)8月発行
第2巻 1976年(昭和51年)3月発行
第3巻 1980年(昭和55年)9月発行
第4巻 1976年(昭和51年)11月発行
第5巻 1978年(昭和53年)3月発行
第6巻 1977年(昭和52年)11月発行
第7巻 1977年(昭和52年)3月発行
第8巻 1981年(昭和56年)7月発行
市制30周年記念事業
1984年(昭和59年)[注21]
○文化会館で記念式典を開催
○『川西市30年のあゆみ』及び『´84ライフかわにし』、市制30周年記念窓口案内冊子『市民のてびき』を発行
○記念事業を実施…第21回源氏まつり、NHKとの共催事業(NHKおかあさんといっしょ「にこにこぷんショウ」、きょうの料理、NHKのど自慢<予選会含む>、おかあさんの勉強室「文化講演会」、上方演芸会、大阪放送合唱団と歌おう「魅惑のコーラス イン・川西」)、こども芸術劇場、辻久子バイオリン演奏会、OBCラジオ寄席、お笑いネットワーク、スイスケルンザー少年合唱団演奏会、川西市のあゆみパネル展、市民ゴルフ大会、市青少年吹奏楽団定期演奏大会
市制40周年記念事業
1994年(平成6年)[注22]
○記念式典を開催(ステップ40市民のつどい)
○記念事業を実施…市政パネル展、市吹奏楽団定期演奏会、かわにし平和展、子ども児童劇と映画会、平和と人権を考える市民のつどい、プレ川西りんどう祭おもろ能(薪能)、市民納涼のつどい、保健と福祉のつどい、一庫ダムいかだカーニバル、猪名川花火大会
○募集…40周年にちなむ絵画(テーマ「こころ街 川西の未来」)、作文・随筆(テーマ「川西40年の思い出」または「ここが大好き川西」)、昭和29年7月・8月結婚のカップル
○写真集・市勢要覧を発行
○市民文化賞・スポーツ賞を創設

 

◆都市提携

 国内では、1990年(平成2年)8月に、源満仲ゆかりの千葉県佐原市と姉妹都市提携を結んだ[注23]。

 海外では、1992年(平成4年)10月に、アメリカ合衆国ケンタッキー州のボーリング・グリーン市と姉妹都市提携を結んだ[注24]。