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古い大陸の縁辺が、沈降しながら浅い海にかわる。その海に、この大陸からの土砂が、五キロも、十キロにも
第1図日本における古い造山帯の核心部
〓安倍族造山帯の核心部(前期石炭時代)
a主として混成岩、片麻岩、花崗岩からなる。b主と
して結晶片岩からなる。
〓いわゆる本州造山帯の核心部(トリアスージュラ紀?)
大陸側に片麻岩、花崗岩類がみられ、海洋側に結晶片岩
(三波川・御荷鉾変成岩)が分布する。
およぶ厚さで堆積されていく。このような特別の海は「地向斜」とよばれ、比較的浅い、深さのほぼ一定した「底
なし海」であった。
やがて、この地向斜の地域(日本列島域)は、造山運動によって陸化していくというのが、日本列島初期の生
いたちのようすである。
そして、その時期は、古生代・前期石炭紀
から、中生代・三畳紀~ジュラ紀にかけてで
あった。中生代も白亜紀にはいると、日本列
島は、この中生代・白亜紀から、新生代・古
第三紀にかけての、およそ一億年余の長い大
陸時代をむかえることになる。
この間、海進・海退による海岸線の移動は
あったものの、それは、日本の太平洋側にお
いてであった。したがって、そこには日本海
も存在せず、オホーツク海も、また東シナ海
もなかった。