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のできごとが、日本列島のグリーンタフ地域に規則正しくおこった。

カルデラ地域にみられるシラス台地の地形は、盆地をうめつくした軽石流を、河川が数万年間にわたって浸食

した結果である。

カルデラの標式地たる意味をもつ十和田火山、十和田の湖の歴史の舞台もまた、このグリーンタフ地域であ

り、カルデラの形成過程も、その規則性において例外ではなかった。

その十和田湖の誕生のひきがねとなる初期の活動がおこったのは、今から三万年ほど前であった。

第二節地質と資源

一、八幡平から貝化石-地質とおいたち-

昭和四十九年(一九七四)、八幡平・玉川街道(三四一号線)の、曽利滝と大場谷地のほぼ中間地点(標高九〇〇

メートル)で、道路の拡幅作業中に、おびただしい量の海棲貝化石をふくむ、砂泥質岩の地層があらわになった。

また、その十年ほどまえ、県営八幡平(旧熊沢)発電所の水路掘さく中にも、同様の貝化石がみつかっている。

また、湯瀬渓谷左岸(西南側)に屹立する八森(九〇四・六メートル)山頂付近には日本列島の骨格をかたち