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カ岳などがある。

浴岩成分中にケイ素・アルミニウムをふくむ成分が少なく、粘性の小さい、したがって流動性にとむ(玄武岩

質)溶岩からなり、その山体は楯を伏せた形状の、いわゆるアスピーテ型火山(楯状火山)としては、八幡平・

諸檜岳・大深岳・大松倉山・姥倉山などである。

また反対に、溶岩中にケイ素・アルミニウムを比較的多くふくみ、粘性の大きい、酸性の溶岩で構成される、こ

んもりとした鐘状のトロイデ型火山としては、畚岳・小番岳・三ツ石山、および大倉山などがあげられる。

そして、これら火山を形成していった火山活動の、おもな回数は六期にわけられ、第一・第三および第五期の

奇数期は爆発的な火山活動で、噴出物も砕屑岩が多く、第二・四・六期の偶数期は平穏な火山活動であり、噴出

物も溶岩流が主体であった。

このように、コニーデ・アスピーテ・トロイデなど各種の火山形態をしめす火山のほか、さらに、小規模のカ

ルデラではあるが、山体の頂部が陥没し、このなかに中央火口丘とよばれる、小さな火山の形成をみたものもあ

る。駒カ岳・焼山・栂森山などにみるのはそれである。

〓四紀火山活動の舞台としての八幡平地区は、そのはげしかった過去の活動のエネルギー源を、いまだこの地

の底の深所にとどめているので、硫化水素や、二酸化イオウ性の火山ガスや、高温の蒸気が各所に噴出されてい

る。