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注1〈軽石質火山灰層〉「火山から噴出された火山灰や軽

石は空中に噴き上げられた後に、火口や火山体の周辺

にばらまかれて積る。風に運ばれた噴出物は火口から

遠くはなれた地域にまで達する。それらは降下火山灰

とよばれている。一方、火山灰や軽石や岩片などが多

量の水蒸気を伴って、山腹を流れ下ることがある。フ

の現象を熱雲とよぶ。熱雲が冷えて、ある場所で堆積

してできた地層を火砕流とよぶ。

それをつくっているものが主として火山灰であれば

火山灰流、軽石であれば軽石流というわけであるが、

通常両方混合することが多く、できた地層を軽石質火

山灰層とよぶ。軽石流は十和田湖などのカルデラの形

成につきものである。降下火山灰は手に触れると、パ

ラパラとした感じがするのに対して、軽石流は水分を

ともなって堆積したものだけに固く締った感じがする。

十和田火山の噴出によってできた高市・鳥越などの火

山灰層はすべて後者である。これらの堆積物は水の作

関上面風張台地の段丘崖。上部は流れで淘沙された二次堆積物