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枝の差が大きい日本では南と北とでその植生や植物相(フロラ)に違いがみられ、また平地から高山へ登る程気
温が低くなることから、ここでも植物の種類が違ってくる。
第〓表我が国森林の系列
○『野外観察の手びき(生物編)』秋田県教育センター一九七五〇『秋田の自然』秋田県昭和四十九年
秋田県はこの区分からすれば、由利海岸地方のごく限られた一部地域にみられるタブ林や一〇〇〇メートル以
上の高山地域を除くと、南から北まで大部分は落葉広葉樹林帯に入り、水平的変化はほとんどみられない。
鹿角市もまた県内最北端の地域ではあるが、すべて落葉広葉樹林帯に入るといってよく、現在も全面積の八〇
%は林野となっており、山地帯の下部には二次的自然としての、コナラ・ミズナラ・クリなどを主とした落葉広
葉樹林が多い。少し高地に入ると、ミズナラ・ブナ・カエデ・ダケカンバなどに変わり、谷あいなど湿潤なとフ
ろには、トチ・サワグルミ・カツラなどの生育がみられる。
しかし、近年こうした自然林は、人為的植林事業が進むにつれて年々その姿が変わり、スギやカラマツなどの