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て、ショウジョウバカマ・トキソウ・サワラン・ニガナ・シロバナニガナ・ノハナショウブ・タチギボウシ・モ
ウセンゴケ・ミズギク・カキラン・コオニユリ・エゾリンドウ・サワギキョウ・ミミカキグサ・ムラサキミミカ
キグサ・ホザキノミミカキグサ等があり、これらの中でも特にモウセンゴケ・ミミカキグサなどの食虫植物の豊
富な生育がみられるが、暖地産の食虫植物とされるミミカキグサが北国のこうした湿原に群生していることは、
興味深いことでもあり、貴重な植生と考えられる。またここには、湿原特有の昆虫ハッチョウトンボがみられる
ことも、この湿原の価値を高めるものである。
こうした種類の湿原は県内にもまだ多くみられ特に珍しいものとはいえないが、鹿角市の低地にみられる湿原
としてはこれが現在では唯一の場所であり、特にミミカキグサ類の生育、ハッチョウトンボの生息地として、極
めて貴重な湿原である。しかしこの菩提野湿原も、放置された状態になってからかなりの年数を経ており、年々
現存植生の衰退がみられるところから、この湿原をみだりに荒らすことなく、極力大切にしてゆくとともに、今
後何らかの有効な保護対策がのぞまれる。
〓鹿角地方にみられる帰化植物
国内における帰化植物の生育は、戦後急速にその種類が増加したといわれているが、鹿角地方も、交通機関の
発達に伴って年々外来植物の野生化がふえつつあるように思う。しかも中には非常に生活力が旺盛で、在来のr
ゾタンポポを駆遂してその範囲を広げ、すっかり私たちになじみになったセイヨウタンポポのようなものもある
鹿角の地域にはいつごろからどんな種類の帰化植物が入ってきたものか、正確な資料はないが、シロツメクサ