テキストを表示
二、大型哺乳動物
〓
鹿角地方に生息する哺乳動物としては、県内の代表的な種類であるツキノワグマ・カモシカをはじめムササビ
モモンガ・イタチ・リス・ヤマネ・エチゴウサギ・テンなど、山地帯に分布するほとんどの種類が生息している
が、近年その数は激減している。それらの中から、環境庁及び秋田県の調査にもとづいて、鹿角地方にも生息す
る六種の大型哺乳動物について記す。
〓ツキノワグマ
頭から尾までの長さ一・二メートルから一・九メートルくらい、前胸部に白斑のあるのが特徴で、その名前もこ
の白斑からつけられた。
県内に広く分布し、鹿角地方でも最も普通に見られ、
岩手県境の奥羽山脈ぞいに南部から北部まで、山岳
丘陵地帯に広く分布している。よく人里近くまで出没
して耕地や果樹園を荒らしたり、牛を襲ったりするこ
ともある。
〓ニホンカモシカ
シカという名がついているが、ウシ科に属しヤギに
近い日本特産の獣類で、昭和三十年国の特別天然記念
ツキノワグマ(八幡平ビジターセンター」