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以上一八科八六三種

ブナアオシャチホコの幼虫

○分布上の特徴について

1、日本海岸の樹林帯においてはブナ林が主体となるので、

フナ食のブナアオシャチホコ・マルモンシャチホコ・ゴマシオ

キタシバ・ヨシノキタシバ・ヒメギンガ・ウラギンガなどが優

占種となるのが普通であるが、十和田湖附近はブナ林が未発達

であるためそれに代わって特異な種が多い。中には十和田地方

にのみ分布する種も含まれている。十和田特産の種類としては

コモギガ・アトジロシロホシヨトウ・ヒロバトガリエダシャク

スモモエダシャク・ヒメシタコバネナミシャク・チャイロコバ

ネナミシャク等があげられる。

2、北野においては、シラカンバ・ズミ・コブニレ等の樹種が残存しているため、シラカンバを食すると思われるシロケ

ンモン・ウスシタキリガ・モンキシロシャチホコ等、比較的高標高の地に分布する種がみられるほか、ズミを食うと思

われるナシケンモン・ハイモンキシタバ、コブニレ食のケンモンキシタバなどもよく飛来している。ただし、シバ食のス

ジキリヨトウは意外に少ない。

3、田代平ではかなり単純であるが、マツバラシラクモヨトウ・シロミミハイイロヨトウ・キバネシロテンウスグロヨ

トウなど、大量に飛来し、人工的な牧草地によく順応していると思われる。また、シロミミハイイロヨトウなど、牧草の