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〈所在地〉鹿角市十和田大湯字内野
〔遺跡の概要〉黒森山(五四五・九メートル)から続
く小黒森山の緩斜面西縁にあり、室ノ沢の支谷に臨んで
位置している。標高約二二〇メートルである。
〈遺構と遺物)
〓遺構
住居跡は五棟検出されたが、うち二棟はその大半がT
事により破壊されていた。ここでは第三号住居跡、第四
号住居跡及び環状配石、土拡、配石を伴う土拡について
その概略を記したい。
●第三号竪穴住居跡
竪穴の直径約五・五メートル、周壁もほぼ明らかな円
形の住居跡である。炉は南東寄りにあり、一部に焚口を
もつ周石のある径四〇センチの小さい火床と、それに続
く多くの石に囲まれた遺構の中央には、径二八センチの
深鉢型土器を埋めたピットがある。埋設土器は、口縁部
第21図黒森山麓竪穴住居跡実測図