テキストを表示

れていたが、出土土器などにより検討吟味され、現在では中期末葉のものと考えられている

県南地方における土器埋設石組炉と県北地方(鹿角)の石組複式炉の違いは、多分に地域性によるものと考ミ

ていいだろう。

次にいわゆるTピットについては、その名称、性格についても十分な検討を必要とする時期であろう。形態及

び分布に関しては、二種二群に分類することができる。形態的には、柳葉状と鷹羽状の二種があり、それは分布

二群と一致している。

四、縄文時代後期

縄文時代後期は、特別史跡大湯環状列石が構築された時代である。風張台地、関上台地、黒森内野台地には、

環状列石もしくは類似の遺跡の存在を十分にうかがわせるものがある。市内のいたるところに、大湯環状列石に

伴い出土した土器型式である大湯式土器が発見される。

市南部に出土例の比較的少なかった大湯式土器も、東北縦貫自動車道調査により、住居跡を含む遺跡が検出さ

れている。

〓居熊井遺跡(縦貫道遺跡〓1)

<所在地〉鹿角市八幡平字居熊井二七ノ一他