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二、同時に祭祀遺跡とする積極的証左もまたなかった。

三、土拡内の燐分析の結果によると、七例のうち一例は内部に比較的多量の燐が検出された。残りの六例は土拡

内外の燐量と差は認められなかった。

〈住居跡)

万座遺跡近接地域の調査で検出された。

平地住居と考えられ、床面全体のプランは確認できな

かった。炉跡と思われる焼土が、径四〇センチメートル

に円形に検出された。特に炉としての施設はなかったが

火焚場であろう。柱穴は一一個確認でき、その口径は三

○センチメートル以上、深さは一二〇センチメートル以上

であり、大小浅深一様でない。住居の推定復原によれば

四隅に柱を配置する方形の小屋ではなく、五本以上の柱

による楕円形ないし円形の約一六・五平方メートル(約五

坪)前後のもので、縄文時代後期の住居跡と考えられる。

第47図万座遺跡東方の住居跡実測図

〈出土遺物〉

土器・石器が出土した。土器は、沈線によって区画さ