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枯草坂古墳出土品(東京国立博物館蔵)

る。

径七八寸(約二〇センチメートル)内外の自然の丸石を敷詰め、長さ

二尺乃至二尺五六寸(約六〇~七五センチメートル)の長き自然石

にて四壁を築き、長さ三尺(約九〇センチメートル)内外の石を蓋と

してこれを覆い、かくの如くして構成したる石柳の上と周囲とに厚

さ二尺位に径五六寸許りの石を堆積し、更にその上に土を盛り上げ

たるものの如く、表面は石にてふきたる如く想われる」となってい

これらを総合して考えると、当時の古墳の状況は既に破壊され

構造自体も明確でなかったようであるが、おおよその形態は類推で

きる。それは河原石積石室の円墳と思われる。

出土品については、東京国立博物館資料によれば、

1、勾玉一個(碧玉製)長三・二センチメートル丁字頭白

側穿孔

※勾玉九個(瑪瑙製)

2、切子玉一個(水晶製)長二・一センチメートル

3、丸玉六個(ガラス製)るり色