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3源田平遺跡(鹿角市花輪平元字源田平三十五)
この遺跡は、鳥野遺跡から東に約五〇〇メートルはなれたところにあって、館部落から級ノ木部落に抜ける道
路沿いにある。ここは畑地に利用されていたところだが須恵器の土器が出土したことにより、鳥野遺跡との関連
として調査対象となったところである
遺構としては、竪穴住居跡二棟が検出された他、土師器甕、須恵器坏・鉄釘・砥石などが出土した。
竪穴住居跡二棟は、平面の形が方形であり、主柱穴が四本、補助柱が中央に一本ある。カマドの位置は東壁の
やや南寄りにあって、壁をU字状に掘り、その
上を白色粘土で構築している。住居跡には周溝
がめぐらされている。出土品では「く」の字状
に頸部がくびれる土師器甕・土師器が回転糸切
りで切り離された底部を持つことなどから、こ
の竪穴住居跡の年代は十世紀後半から十一世紀
初めの平安時代後半のものと考えられている。
なお、この第二号住居跡遺跡は、大湯浮石層
と呼ばれる火山灰土におおわれていて、その層
第8図源田平遺跡第1号住居跡
の下からは弥生式土器が出土し、小坂X式・弥生