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片・明末陶器片・桃山陶器片・古銭(皇宋通宝・聖宋通宝・洪
瓜通宝他)・小札・鉄釘・土製るつぼ・石臼等が出土している。
第〓郭
〓郭の東方に位置し、空堀により〓郭と分離される。館のほ
ぼ中央部に位置し、規模・周囲の防禦施設等からも主郭と考え
られる郭である。郭上面はほぼ平坦で、東西方向に長い不整形
を呈する。長軸一四一メートル、短軸七九メートルを計り、面
積は全郭中最も広い。郭上面は現在畑地として利用されている
なお標高は一四八・八メートルである。郭東側斜面は急傾斜で
その直下には細流が北流している。
発掘調査は東西方向の二メートルのトレンチ内において実施
されたが、重複した六軒の住居跡が検出され、南宋青磁・桃山
陶器片・鍬先形鉄器・槍・小刀・小札・鑓鉋・鉄製鞴口・内耳
鉄鍋・火箸様鉄棒・鉄釘・鉄製楔等が出土している。
最東端に位置する郭で、細流で東方の台地から分離されてい
第v郭
る。また〓郭との間には沢・土塁状地形・空堀等が複雑に組み
第26図第〓郭発掘実測図(『館址』から)