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3湯瀬館

湯瀬館は鹿角市八幡平字湯瀬古館に位置し、米代川上

流の溪谷に沿う湯瀬温泉集落の北側台地上の一部を占め

る。東北縦貫自動車道路線内の発堀調査として、秋田県

教育委員会が主体となり昭和五十四年六月六日より十月

五日までの期間に実施されたが、その発掘調査面積は四

〇四七平方メートルにおよんだ。

発掘の重点は、通称「館コ」の上部平坦面のグリッド

里位の調査におかれた。「館コ」の斜面やその周辺は、

トレンチによって遺構・遺物の検出につとめた。

つぎにその遺構と遺物について述べてみる。

建物跡本遺跡では「館コ」上部平坦面北東部に掘立

柱建物跡・礎石配列建物跡の二棟を検出した。その先後團

係は、掘立柱建物跡が古い。

〓礎石配列建物跡、柱穴等と複合して検出

〓35図湯瀬館地形図(『東北縦貫自動車道発掘調査報告書〓』から)