テキストを表示
阿弥陀三尊で正安二年、谷内の板
碑が阿弥陀如来で正和二年、そし
て谷内磨崖仏が阿弥陀三尊で鎌倉
末期と推定されている。
このように阿弥陀に関するもの
が五例もみられることは、鎌倉期
に浄土教の影響を受けた信仰が行
なわれていたことを物語るもので
ある。また前代からの大日信仰も
盛んで、鎌倉時代に関東から移住
した鹿角四氏や比内の浅利氏も、
大日信仰を継承したと思われる。
そのために鹿角四氏も大日堂縁起
の中に組み込まれ、長者(大日神
を守護する者として扱われている
鹿角四氏は鹿角の南部地域から地