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を請負うたといわれる。その頃長崎廻銅高は不振を続け、唐船の入港を制限し輸出の削減を図らねばならぬ状況

いあった。元文三年四月、幕府勘定所より呼び出された藩留守居関新兵衛は、幕府が再び大坂に銅座を設け全国

の産銅を統制する旨を書付を以て申し渡された。その内容から当時の全国的な廻銅の流れを知ることができる。

覚(要約)

、近年銅の出方を取〆ず長崎廻銅も少なくなったので、この度銀座加役として大坂表へ銅座を申付けた。国々の銅山

からの出銅はすべて右の銅座で買請ける積りなので、国々の山元では銅の出し方に出精し、地売りを致さず大坂へ廻

し銅座へ売渡すべきこと。銅山の問掘など少量の出銅でも大坂銅座へ売渡すべきこと

一、諸国銅山より出る銅高の内、長崎廻銅、地売銅共出銅の割合に応じて定め、直段は長崎へ廻る銅については山元か

ら指出した直段をきめ置き、地売銅の分は時の相場をもって銅座と相対で売買する。尤も右の銅代は当銀払いの積り

なので、銅座から直接請取り申すべきこと。

一、山元から銅を湊へ出し大坂迄廻送する道筋において、問屋又は津々浦々、海上にての銅売買を禁ずる。

一、銅を大坂へ廻す迄山元その外何処にても銅の員数書付を廻船の者に渡し、大坂町奉行所へ指出すこと

一、東国筋の銅を近年東海廻りにて江戸へ廻す由、向後は東海廻りを止め前々通り大坂へ廻し銅座へ渡す事。

一、其年の銅の出高は、凡その積りにて員数を書付け、前の年の暮に銅座へ差出すべきこと。

一、銅の銀しぼり吹や銅吹立を、大坂表の銅吹屋共の外、諸国山元にて行うことは停止されること。

、諸国の銅は大坂銅座にてすべて買請け、銅座より諸国へ売出すので、銅を買う者は大坂銅座又は江戸銀座へ相対に

て買請けるべきである。但し銅一〇〇斤につき口銭として銀一〇匁宛銅座へ引取ること。

右の条々を国々にて必ず守り、大坂銅座の外における銅の売買は一切してはならない。尤も銅座にても銅の動きを〓