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しい観点に立った情報の提供として今後の郷土史研究に大いに貢献するであろうと信ずるものであります。ここ
に至るには、盛岡市に在住しながら編集委員としての労をとられた工藤利悦氏の広い視野に基づく指導の賜であ
りまして、忘れられないことの一つであります。また、長年にわたり脇から支えて下さったのは古文書解読に当
られた協力員の方々であります。ここに併せて関係者各位に深く感謝申し上げるものであります。
次に編集の流れを摘記してみますと
〓年度奈良寿、安村二郎、栗山文一郎、工藤利悦の各氏で第二巻の章節について三回にわたり協議す。
〓年度編集委員を委嘱、各委員の分担を決め、編集会議において章節の内容について共通理解を導き出す為
討議を繰り返す。盛岡市中央公民館所蔵『雑書』の調査に入る。
〓年度『雑書』調査継続。前年度と同様の研究討議を続けながら後半から執筆態勢に入る。
〓年度執筆継続。原稿読合せ討議。豊富な資料と原稿量の増大に伴い、上・下の二分冊に決定。印刷発注。
〓年度六月、第二巻(上)を刊行。
この間、編さん室では、編集委員との合同調査や全体編集の作業等を進めて来ましたが、顧みれば余りに盛り
沢山のことが一時に処理されなければならないという事で、執筆者には大きな負担を負わせたものと思います。
最後に、貴重な資料を心よく提供して下さいました市民の皆様のご協力に感謝いたします。その方々のお名前
は鹿角市史資料編及び市史編さん室年報で紹介しておりますが、ここに改めて御礼申し上げるものであります。
市史編さん室長柳沢兌衛