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警察署沿革
言察制度の改革も頻りであったが、屯所、分屯所自体の設置位置もまた目まぐるしく変わった。
毛馬内を例にとれば、最初の分屯所は下小路藤原直吉宅を一ケ月一円で借用し
八年一一
月三〇日
)、屯
一年
所制が廃止され大館警察署毛馬内分署となった時は下小路岩泉源次郎宅
一〇年三
月一七日
)、翌年(
)に同じ下小
一一月
路吉田孫吉方を借用、一五年六月になってようやく毛馬内分署庁舎の新築となった。
二六年における警察官配置は、花輪警察署に警部一、巡査七、同毛馬内分署に警部一、巡査三となった(〓
小田
島由
義編
『郡誌』
)。
二六年には小坂鉱山に巡査部長派出所が設置され、この巡査部長派出所は四三年四月、小坂分署に昇格した。
その結果鹿角における警察官署は一警察署、二分署となった。四一年度における規模は次の如くであった。
第〓表明治四一年警察区画
『41年県統計
要覧」から
庁舎の建設
庁舎建築は県費負担が原則であったが、ほとんどが資金全額を町村民からの寄付により敷地購
入、庁舎新築を行っていた。
一五年六月毛馬内分署庁舎新築にあたって、「五、六年以前に新築に係りし建屋あるを今度敷地とも買入れ」
)たが、その経費はすべて地域住民の協力による多額の寄付金、勤労奉仕によるものであった。
(
『秋田日報一五
年五月一二日』