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毛馬内町消防組は二八年九月設置、翌二九年三月八日創立(

「毛馬内町誌』大正

二年鹿角郡教育会

)、初代組頭は若松徳治であっ

た(

『十和田町

の先輩』

)。

設立資金は「町会に於て消防組設置の件成り其費用は寄付金」

二九年度『毛馬内

町事務報告書』

)とすることで、被服代、器

具代六〇〇円、器具置場二ケ処新設費一〇〇円として、当初寄付金七〇〇円の予算をくんだ。しかし年度内の寄

付金は有志一八六人、四三〇円余にとどまったため、購入した消火器材は高張提灯、頭巾、半纒、股引、鳶口柄、

梯子の二〇四円余にすぎなかった。

二九

前掲町『事

ポンプは「警視庁に注文七月下旬

)には出来参る筈」

)であったが、改めて「ポンプ購入寄

務報告書』

付」の追加予算認定の町会を三一年四月に開いて購入した。ポンプ(喞筒)のほか消火器材を町予算から抜き書

きすると、提灯、頭巾、半纒、股引、雪車、喞筒用橇、水管、布古桶、鳶口、刺又、梯子、古麻縄、旗、ラッパ

などが挙げられる。そのほか、四二年に毛馬内町消防組一〇〇円、毛馬内部落寄付二八〇円、計三八〇円で喞筒

一台を購入しているし、三一年には番屋二棟、火の見櫓二ケ所を新築して、火防態勢の整備につとめていた。

毛馬内町消防組は二〇歳から五五歳までの男子をもって組織されたが、四四年の組織は組数一、部数二、組頭

前掲『毛馬

一名、小頭二名、副小頭二名、消防手七八名となっており、番屋二、ポンプ四台の設備をもっていた(

内町誌』

花輪消防組が公設の花輪町消防組に改組された時期は明らかでない。毛馬内町についで公設消防組が設立され

たのは宮川村であり、三二、三年頃組員三七名で創設された私設谷内消防組を改組して、三四年宮川村消防組が

発足、組頭は阿部重吉であった。その組織は組頭一名、副組頭一名、小頭一名、消防手三五名、消防器材として、

『宮川郷

)。

腕用ポンプ甲号第三号一台、器具一式を所有していた一

土読本。

)。