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の経営は民間取引に傾注し、商業銀行として立つ」と改め、一般銀行業務に比重を掛けて普通銀行としての道を
歩むことになるのである。なお普通銀行業務とは、預金業務一
当時は預り
金と称した
、貸付金業務、為替業務、保譲預かり
業務、その他付随業務等がある。ちなみに、国立銀行条例によって開業した国立銀行は第一国立銀行のほか、横
七年八
浜為替会社を改組して設立した横浜第二
)、新潟の大地主市島家を中心として設立した新潟第四
七年三
月開業
)
○
)、
月開業
鹿児島旧藩主島津家に縁のある士族・商人等によって設立した大阪第五一
六年一一
月開業
)の三行があり、その業務内
容及びたどった経過は、おおむね第一国立銀行と同様であった。
九年一二月、第一国立銀行は仙台ならびに石巻に出張所を開設した。東北地方に進出した理由
ならびに営業内容について『第一銀行史』は要旨次のように記している。「この地方は米穀産
〓であることに着目し、その荷為替取扱を中心とした営業展開策を行うべく国に申請し、開業
東北地方へ
の店舗展開
認可を得て」の開業であった。
そのよるべきところは経営方針の転換にあったわけだが、両出張所の開設は宣言をした株主総会の直後の出店
であり、かつ明治一〇年代までの店舗展開は東北地方及び朝鮮を視野においての出店第一号店であるところに、
重要な意義を有していたといえる。
開業したばかりの石巻出張所においては、差当り石巻・東京間の荷為替業務を行い、翌年から営業種目を拡大
し、新聞紙上に次のような広告を掲載している。
1、荷為替物品抵当貸付金の事
2、差し金を以て仕入品を荷為替に取込む事
3、通貨及び電信為替の事
4、振出手形の事
4、振出手形の事5、定期預り金の事6、普通貸付金の事