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熔銅を鋳型に汲入れて固め、長方形一個六貫の錠銅一九〇貫を作る。第三次熔煉は、銭銅三五〇貫を一炉に入れ

て溶かし、銅液を鋳型に注ぎ錠銅一四〇-一五〇貫ほどを得る。

ての後細地鉱山は、一八年ごろ鉱業会社より東京府雲光菊二へ譲渡され、さらに一九年三月雲

変遷つづく

光より東京府松尾清兵衛が譲受けることとなった。翌二〇年九月には、松尾清兵衛より長谷川

芳之助へ譲渡となり、長谷川から譲受坑区券名義書換願が提出されている。また長谷川は二一年一月、従来の同

鉱山借区坪数一万八、三〇〇坪を六万七、三二八坪三合にふやすことの借区坪数更正願を出し許されている。

二二年二月、長谷川芳之助より三菱岩崎弥之助へ譲渡の件が決まり、その借区譲受渡願が出願となるに及んで、

めまぐるしい程であった山主交替も止まり、同鉱山は三菱の手でようやく安定をみるに至った。二五年一二月、

新たに鉱区九万〇、四二一坪余の拡張を願い、旧鉱区と合せ一五万七、七五〇坪とした。さらに三〇年一〇月

小字外山、冷水の内二六万〇、一五〇坪を増し、総鉱区面積四一万七、九〇〇坪としている

なお『柴平村誌』から、つぎの資料(第一七表)を得ることができる

第〓表明治二七~三一年細地鉱山