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第20表明治43~大正4年・小平青年会会員の勤労奉仕実績

(『小平青年会記事』から)

また会員の労働奉仕は、勤労精神の育成と資金造成と

を兼ねている。労働によって得た資金は主として夜学会

や講習会、部落内の牛頭天王社祭典の費用にあてられた。

また四四年からは活動資金造成のため、部落の溜池を借

りて鯉七〇〇匹の養殖事業を始めている。

さらに純農村の青年会として、農事講習会の開催は重

要な事業の一つであった。稲作技術の改善や温床による

苗作りで、農業振興の先鞭をつけている。

このほか入営兵の歓送も重要な事業の一つであった。

四四年一月、会員米田理作・米田徳治の入営を松ノ木ま

で見送り、以来入営兵送りは青年会恒例の事業となった。

以上が小平青年会の活動の概要であるが、その成果は

次第に注目を集め、大正五年三月には菊池県視学が視察

を行なっている。視学は隋行の鹿子畑郡視学と共に活動

の状況をつぶさに視察し、県下に範とするに足ると推将

して、地域振興の礎となるよう一層の発展を希望すると

述べている。