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鎮静をはかっている。
本県配当の御下賜金四万六、〇〇〇円のうち、鹿角郡へは三、二九五円が下付された。郡長は直ちに各町村に
人二合乃至四合の割に家族の人数に応じた廉売券を配布し、部内の米商人で現品と引換えるという方法をとっ
第3表米穀廉売基金内訳・大正七年鹿角郡(『鹿友会誌』第二一冊による)
分配し、米の廉売を行うよう指示した。各町村では、月収四〇円以下の者と田畑一町歩以下の者を標準に、一口
た。鹿角の外米輸入は比較的少なく
大半は内地米だったが、内地米一升
三五銭外米二四銭の相場であった。
また各鉱山労働者に対しては一層割
引され、尾去沢は一升金一三銭、小
坂は同二〇銭であった。この廉売基
金は、前記御下賜金のほか、三井・
二菱など中央富豪の寄附金にその他
の寄附金を加えて配付されたもので、
町村別の内訳は第三表の通りである。
各町村ともこのような対策のお蔭
で、全国的に発生をみた米騒動も本
県では未然に防ぐことができた。な