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第二節治安・消防
一、治安
警察体制
警察署、二警察分署という明治期の鹿角の警察官署は、大正一四年毛馬内分署が廃止され巡
査部長派出所となったため、一警察署、一警察分署という体制になった。
笠一五年、警察署と警察分署を区別せず、すべて警察署とすることが適当であるとして、県では小坂など一六
警察分署を警察署に昇格させたので、鹿角には二警察署が置かれることとなった。しかし、昭和八年小坂など五
警察署が廃止され、それぞれ警部補派出所となった。以後鹿角は一警察署体制となった。
化輪警察署庁舎は明治二一年建築で狭くなり、日常の執務にも支障をきたすおそれが出てきた
とから、大正一一年の通常県会で新庁舎建設が議決された。花輪町では庁舎建設にあたり、
花輪警察署
)。
その敷地として一八三坪を県へ寄付している(
大正一一年『申請)
書綴』花輪町役場
三年一二月着工したが、冬季にかかったため鉄筋コンクリートの施工が遅れ、完成まで約一カ年翌一四年一
一月竣工した。当時の警察庁舎としては、最新式の鉄筋コンクリート建築であった。
一五年五月新庁舎で開庁式を行ったが、町民は花火をあげ、かがり火を焚き太鼓を叩いて盆踊等の余興を行っ
て開庁を祝い、庁舎をイルミネーションで飾ったという
青年乃鹿角、大、
一五・六・一付
)。