テキストを表示
第三節交通・通信の整備
観光道路と産業道路
明治後期から本格的に整備されて来た来満街道は、未改修県道のうち、きわめて急を
要する一〇路線の一つとして、改修がなされてきた。
大正二年(一九一三)一二月の県会で、第二期改修計画が可決された。鹿角関係では、来満街道は、大湯上ノ
湯から青森県境間、十和田街道は、大湯から銚子の滝間、十和田湖岸線は、休屋から黒石寄りの県境間と休屋か
ら和井内間であった。これらは大正三年を初年度として、同一一年までの九年計画により改修工事を施工するこ
ととなった。この内、十和田街道・十和田湖岸道は、田沢湖街道・増田街道と共に初年度中に完了するものとさ
れた。来満街道は、九カ年にわたり最も多額の経費を要する工事とされ、他県と連絡する広域交通道路として重
要視されていた。
観光道路としての性格の強い十和田湖の道路について秋田魁新報にも、
十和田田澤の名勝地に對するものは左の如し
十和田街道(新路線)大湯より七滝村發荷迄編入され改修区域は大湯より銚子の瀧迄