テキストを表示
同六年、十和田顕勝道路の新規改良工事が、工費五万円で行われることになった。また、この年からこの道路
の除雪が開始された。除雪と言っても、春の雪解けを待って行う人手による作業である。
同七年、小坂町と十和田湖岸大川岱を結ぶ十和田湖岸道路(細越・濁川・西ノ又を経由)が、十カ年継続事業、
工費一五万円で行われることになった。
同八年、大館から十和田湖への道路を完成させるために、大館町では三〇〇円の運動費を支出している。
また、この年一二月の郡町村長会において、県知事及び県会に次のような陳情をしている。
一、生出から滝の沢に至る湖岸自動車道路の速成
二、省営バスを生出まで運転、更に毛馬内迄延長、道路幅員の拡張
三、田沢湖より鳩の湯を経、十和田湖に至る自動車道路の促成
八年一〇月の段階では、省営バスの運転は青森市から休屋までであった。これは、秋田県側の対応、道路の整
備がなされていないためであった。しかし休屋から生出(和井内)までは平坦な道路で改修の容易なことや各方
面からのつよい働きかけもあり、一一月には生出までの延長が決定した。
九年に青森から生出の間に省営バスの運行が開始され、翌年には生出から毛馬内駅まで延長された。これで、
秋田県側からもバスで十和田湖観光が、出来るようになった。それにともない道路の幅員拡張工事や橋梁を鉄筋
コンクリート橋に架け換える工事が行われた。
さらに翌一一年、秋田県では前年八月の水害による道路の破損を改修するため、中瀧・十和田湖間を舗装する
ことになり六万円の予算で着工することになった。