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しかしその後の東北振興における事業予算は、政府や県の熱意にもかかわらず、折からの軍事・軍需予算の膨
脹に押され、減額に次ぐ減額を余儀なくされた。一三年懸命の陳情もむなしく、政府から県へ通達された一四年
度予算は、前年度よりさらに約五〇万円を減額した一四〇万二、四二一円に過ぎなかった。東北振興連合会々長
花輪
川村竹治
は「東北振興の一歩前進を切に望む」と慨嘆したが、非常時局に直面しての政府にはすでに打
出身
つべき手はなかった。
注1達子勝蔵編『宮川郷土読本巻一』長谷川尋常高等小学校
注2『秋田県産業調査参考書』上巻、第二編第二章
注3『秋田県種苗交換会史』大正編・昭和編二六一ページ
注4秋田魁新報昭和七年七月二八日付
注5同同七年一一月二四日付
注6同同一〇年八月五日付
注7『秋田県政史』上巻、七二三~二六ページ
注8秋田魁新報昭和七年一〇月一四日付
注9『秋田県政史』上巻、七五〇ページ