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第9表鹿角郡耕地整理状況
(『鹿角郡統計要覧』による.
新組合長に県議関善次郎、副組合長に錦木村田口伊三郎、大湯
村守田新一らが就任し、水不足の観測に対しては工事変更する
こととなった。また逢沢組請求の一一万円は八万二、〇〇〇円
の三回払とし、残余の工事は公入札として、万事新規出直しと
いうことになった。
紛争ののちの同組合は、二〇〇町歩の計画を一二〇町歩に縮
小し、関組合長の個人保証によって勧業銀行より二〇万円借入
れ旧債を償還し、六年六月初めて水路から三〇町歩の田に潅水
し田植えを終わった。しかるに灌漑水漏水のため数カ所が崩壊
し陥没をみるに至った。やがて人家の土台が崩れて危険に瀕し
尾去沢鉱山集宮発電所の水路にも被害がおよんだ。県は組合〓
対し保安維持の立場から根固め工事のやり直しを命じ、風張地
区二〇町歩の畑作物転換を指示した。この漏水事件により再び
組合長辞任問題や負債問題で紛糾することとなり、同年一〇月
七年七月、同組合の水田三〇余町歩の灌漑水が再び地下に滲透して溢れだし、またも集宮発電所の水路を破壊
し発電不能におとしいれた。しかしこの年植付けしたもの四七町歩余、全体的に成績が良好なため次の開田工事
組合長以下四名の幹部が背任罪で書類送検となったため、組合員は大きく動揺した