テキストを表示
)(、
七三二
大正四年現在における本郡栽培水稲品種は、その反別の多い順に並べると、短穂
)、亀ノ尾
五四二
町歩
町歩
二七六
一八一
一六〇
津軽田子(
)、関山一
)、五郎兵衛
)、以下五郎左衛門、北川、仙台坊主などであった。同八年
町歩
町歩
町歩
まだまだ在来品種の数が多く、その順は亀ノ尾、北川、短穂、早坊主、五郎左衛門、五郎兵衛、福島、豊国、冷
水白、津軽田子、関山、シナラ、中生坊、恵比寿、巾着、昔田子、晩坊主などであった。その後豊国がふえ、同
一一年県内全体では亀ノ尾・豊国で総反別の七割一分を占めていた。この両品種は長稈で、稲熱病に対する抵抗
力が弱く、金肥の利用がふえるにしたがいこの弱点がつよまった。国立陸羽試験地において亀ノ尾・陸羽二〇号
愛
〓)の交配によって陸羽一三二号が育成され、稲熱病への耐性がつよく豊凶の差の少いこの一三二号が、大正
国
一一年から奨励品種に決定した。
昭和二年の鹿角郡作付反別では依然とし
て亀ノ尾・豊国が多く、亀ノ尾二、三一〇
町歩、豊国四四八町歩、陸羽一三二号一九
一町歩、短穂一一五町歩、新大野二四町歩、
日吉一六町歩の順となる。同四年からは陸
羽一三二号が優位を占め、次第に他品種を
圧倒するようになった。六年と九年の両年
東北地方を襲った冷害において、本県が山
〓
間部を除いてある程度惨状をまぬがれ得た
第12表鹿角郡産米の推移
(『鹿角郡統計要覧』、『秋田県統計年鑑』による)