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第46表郡内工業分布(大正9年)

第47表生産別価格表(大正14年)

伝統工芸的なものと食料品が多かっ

郡統

た。鉄葉細工と書かれているのは、

いわゆるブリキ細工のことである。

第四七表「生産別価格」(

『鹿角

計要覧

)をみても、一位の鉱産類は

別格として、二位農産類の次は一

位工産類で、他の種別を大きくひ

き離している。鹿角の工業面では、

醸造と伝統工芸に大きな期待がかけられていたが、つまるところ、交通の

〓備、鉱山による労働力の吸引といった発達条件の負の力がつよかったこ

とと、割につよい姑息的、小康満足型の郡民性によるものと思われる。

酒類の大正期における醸造数量は第四八表の通りである。

明治後半から鹿角酒造組合が組織され、組合長は引続き

関善次郎であった。大正二年の酒造戸数一〇、その石高三、二四七石、当時の酒造家と個々の石数

大正

六年

)につ

いては第四九表に掲げる。なお鹿角清酒の品質も徐々に向上し、同三年の大正博覧会では関善の花正宗が褒賞を

授与された。

さらに画期的なでき事は、全国清酒品評会において、第一〇回

大正一

五年

には関善酒店の「末広」「花正宗」