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や今日、銀行が信用を云々されることはほとんど皆無といってよい。例えば市場調査
地方銀行
協会調査
一によって、預金
右が銀行を利用する動機は、「近くて便利であるから」と回答したものがもっとも多く、「信用によって」銀行
を選んだとするものはわずか一割に満たなかったことからも、その意識の変化を知ることができる。
第58表
全国普通銀行数の変遷
盛んな無尽
無尽とは講口を単位として講口を引受けた講員(は臥らない)の間で組織された相互融通の仕組
一人一口と
無尽とは講口を単位として講口を引受けた講員
)の間で組織された相互融通の仕組
は限らない
で、すでに鎌倉時代から行われていたという。
明治以後は銀行はじめ近代的金融機関が発達したが、これ等金融機関を利用できない小商工者や農家の間に、
無尽は盛んに行われていた。大正から昭和の初めにかけ農家の貧困は甚だしく、負債が多いため銀行の信用はな
く、高利貸や無尽に頼るほかはなかった。このような場合、無尽の建元は親類知人に加入を懇願して口数を取纒
の、第一回の掛金すなわち親掛はその全部を建元が給付をうける。第二回めからは競争入札によって糶取者に
付されるという方法であった。ほかに、毎回の座料や手数料等の収入を目的として開く無尽もあり、それは第
回めから競争入札となった。