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①単なる知識の教授にとどまらず、心身一体として教育をなすべきである。

②このため教授・訓練・養護の分離をさけて、国民としての統一した人格を育成するようにすること。

③学校で行われる儀式・学校行事の教育的意義を重んずること。

④学校、家庭、社会とが一体となって互に連絡して児童の教育を完うすること。

戦局が厳しくなるにつれて学校全体も錬成の「行」や型による団体訓練などが中心となり、戦闘を予想して軍

隊生活調が学校全体を支配し、異様な空気に包まれるようになった。鹿角でも教室に神棚が設けられ、正面に日

り丸や神勅をかかげ、授業をはじめる前には礼拝と詔勅の朗読が行われるようになった

臨時教員養成所

戦争が激化してきた昭和一八年二月、県は臨時教員養成所規程を定めて四月からこれを発

足させた。その組織は、県内政部に本部を置き、五カ所の地方事務所所在地(

秋田、湯沢、

大曲、能代

)に支所を置いた。本部長は内政部長が兼任し、その下に数学課長兼任の主事八名がおり、支所長は各地方事

をま水、子ま人名がり、支長金方

務所の学務課長が兼任した。また書記若干名と講師若干名は支所長が委嘱した。

取成定員は三〇〇名、開設期間は四月一日から九月三〇日までの六ヵ月間であった。入所資格は満一六歳以ト

り男子で、国民学校高等科を卒業した者およびこれと同等以上の学力ある者とした。かつての准教員検定準備場

よりも修業期間が短く、特別に選抜試験を行うこともなく、出身国民学校長の推薦書を支所を経て所長に提出し

て許可を得るといった、かなり簡便化されたものであった、

六カ月の養成中は全寮制で、修了すると初等科准訓導の免許状が与えられ、各小学校に派遣された。

またこのほか初等科訓導の養成も規程に定められており、入所資格は高等女学校修了者およびこれに準ずる者