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ある。

『子供たちの詩史秋田県』井上隆明編

秋田県国語教育研

究会刊、昭和四九

には、明治以来子供たちの詩

文が県内広く収録されている。そのなかから鹿角関係戦前の分をぬきだすと、次のものが

明治期詠毛馬内町詩尾去沢村川口新斎明治一四年(一五歳)『毛馬内郷土読本』

大正期きき鳥柳沢よしを毛馬内小六年大正一一年「赤い鳥」

昭和期雲成田愛大湯小五年昭和一〇年全国小学校児童綴方展

世の仲と僕の志湯瀬清志大湯小五年同一〇年同綴方展

八幡峡

大正末から昭和初にかけて岩手県田山村

現安

代町

)から発行された「だんぶり」

に鹿角から寄せられ

花編集

た詩は、佐藤秀雄「石ころ」「心よ」、高瀬迷川

)「未来は」などであった。

花輪小学校『同窓会誌』は創刊大正一二年から昭和一八年一五号まで続けられ、多くの俳句、短歌、詩など

の文芸を収載している。関昌子はそのいずれにも多面的な才能を発揮した。

凶作に直面して田口平司大湯小高等科二年同一〇年同綴方展

悲しみの影瀬木昌子

瀬木昌子一

「母校創立六十周年

記念号」昭和九年

かなしみの魚籠もちて

波、波にめくるめく想ひ。

入の世の流れにかなしみのびくを抱きて

幾日糸を垂れしや幾日むなしくわが泪ぐみしや

もとむるものとてなく青空のもと。