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四、音楽活動
音楽会
入正の後半になると、文化団体の演説会に音楽会が加わり、新しい歌や楽器の演奏がこの地方
にも行われるようになった。
大正一一年八月の鹿友会・愛友団合同の青年演説会並音楽会が郡公会堂に開かれ、音楽会の部では、阿部たき
川村みどり、黒沢チエの女声三部合唱、これに阿部六郎、福本重次郎が加わり混声四部合唱、ついで川村四郎の
ニーナの
バイオリン独奏
)が行われている。青年乃鹿角一一年五月掲載の広告に「ヴァイオリン、ハーモニカ
死ほか
ミンテキ、大正琴、尺八、各種取揃え」
花輪浅利洋
品雑貨店
とみえて、普及のいちじるしさをあらわしている。花輪小
学校にはじめてグランドピアノが入ったのは、一三年三月のことであった。
三年四月、未踏路社、草の実詩社、愛友団の共催でカント生誕記念講演・音楽会が花輪小学校に開かれ、音
楽ではマンドリン、バイオリン、尺八、ハーモニカ等の合奏と童謡劇、独唱などが行われた。その後、童謡の弘
田龍太郎、「カチューシャ可愛や」の中山晋平、「浜辺の歌」の成田為三など相次いで来演した。成田為三演奏
会は昭和二年六月八日毛馬内、九日花輪旧公会堂で行われ、ソプラノ阿部秀子が参加している。同年一一月花輪
町音楽同好会による第一回の演奏会が開かれ、また同年花輪における最初のレコードコンサートが百助を会場と
し、ピアニストとして県教育界に名のある小田切正衛が解説に当たり、盛会をきわめた。
三年六月、宮川村出身の阿部楠子(
日本音楽学校
声楽科卒業
)の独唱会が花輪旧公会堂に開催された。初めてのリサイタル
であったがテノール中山幸次郎の賛助出演に、高屋新次郎のピアノ伴奏と独奏が加わった。同年七月、納涼音楽