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三、労働運動

労働組合結成

県内の労働運動は、政党の指導によって、二〇年一一月頃から各単産組合が組織され、鉱山

関係では、小坂鉱業所において、川出雄次郎一

旧日本坑

夫組合

らの指導のもとに、二〇年一一月

三〇日小坂鉱山労働組合が結成されたのを機に、他鉱山においても組合の組織化が次々と行われた。

尾去沢鉱山の組織化は、翌二一年一月、協和会館において同鉱山労働組合結成大会が開かれ、鉱山労務者二、

八〇〇人の結集のもと、県社会党支部長川俣清音の来賓演説があり、委員長難波秀、副委員長三谷敬三らを役員

に選出して発足した。

その後、全国組織につながる産業別の協議会へと進展し、同年三月一四日、秋田県鉱山労働組合協議会が発足

し、県内労働運動に主導的役割を果すことになった。その年の第一七回メーデーは戦後初とはいいながらも、労

秋田

働者、農民合わせて四万五、〇〇〇人

)の参加があり、各市町村毎のデモも、米よこせ運動として未曽有

の盛り上がりを見せたといわれる。

鉱山労組は、その後、全国金属精錬労働組合への統一を目指して、二二年五月第二回総会を尾去沢鉱山保養所

で開き小坂、花岡、相内、堀内、不老倉、阿仁合、花輪、尾去沢の各労組、それに発盛、吉野の各従業員組合の

参加のもとに、左のような議案を審議している。

一、秋田県労働委員推せんの件

、有休の俸給制獲得共同斗争に関する件