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を申し入れた。これに対し三一年二月、大湯町は、今後の観光開発計画に十和田湖の存在を不可欠と考え、改め
て郡北三カ町(
十和田、
大湯、小坂
)合併の申し入れを行った。これをうけて、三カ町村合併についての町長、正副議長の
協議会が、同年六月から七月へかけ前後四回にわたって開催された。その第四回協議会において、町名、庁舎位
置、課税方法についての協議が不調に終り、ここにこの三町合併の件も白紙にもどってしまった。
なおこれより先の三一年三月二〇日、旧七滝村山根地区が、小坂町から分町し十和田町に編入されることとなっ
た。その経過は、三〇年五月の小坂町議会に、山根地区外一部上向地区の分町を求める請願書が代表三〇名の連
署によって提出されたことに始まる。請願受理のあと、町議会は直ちに請願処理特別委員会を設置し、七回の審
議を重ねたが、住民側を慰留する結果には至らなかった
県では、数回の現地調査ののち、三〇年一二月仮投票を行い、賛成が分町成立に必要な三分の二を越える結果
を得た。これに基づいて県は翌三一年一月十和田町に編入することを適当とする分町勧告をなし、十和田町では
二月に山根地区受け入れを議決し、小坂町は三月町議会において同地区分町の議決を行った。山根地区の十和田
町所属は、三月二〇日政府告示の官報登載をもって発効した
三一年八月、十和田町議会は再度大湯町に二町合併の申し入れを行うことを満場一致決定し、そのことを申し
入れた。合併促進法の失効を間近にしていた大湯町は、合併促進協議会を開く旨を回答し、九月に入って五回の
促進協議会が矢継早にもたれることになった。その間、意欲的に新町建設計画、事業計画、財政計画等を検討し、
全般についての協議が成立、九月二二日、両町議会は満場一致をもって二町合併を決議した。九月二七日県議会
本会議において「鹿角郡十和田町及び大湯町を廃しその区域をもって十和田町を置く」議案を可決した。