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小真木鉱山は、二二年白根竪坑の排水と坑道修理を
行い、探鉱を再開した。二三年不幸にもボールミル付
近の漏電によって、選鉱場を焼失した。翌二四年一月、
本山尾去沢との間に鉱石運搬の小真木索道が完成し、
小真木支所は尾去沢鉱業所に編入されて、小真木採鉱
課に改められた。さきの二一年に焼失した職員倶楽部
の再建と、新たな鉱員集会所もこの年に落成した。
また二四年に白根竪坑掘下げ工事を6Lまで完成し、
二五年に小三郎斜坑が中切坑に貫通、二六年大切坑小
三郎向立入の取明工事に着工した。同年白根竪坑掘下
げ工事が7Lまで完成し、探鉱がさらに進行した。一
七年に入って大切坑取明工事は出水多量のため中止し、
立入堀進に変更された。その後大切小三郎向立入旧坑
にも、再度にわたる大出水があった。
白根鉱床は下部に発展していたので、白根竪坑掘下げ工事は二九年8Lに達し、三六年には9Lまでの掘下げ
を完成した。三七年小三郎斜坑の開鑿、三九年小三郎鉱床深部へのボーリング探鉱開始や、白根スキップ竪坑
第20表年度別出鉱量と品位(古遠部鉱山)
(記念誌「古遠部鉱山」より)
粗鉱運搬車
用の竪坑
)の完成、小三郎鉱床下部の探鉱により一時銅品位5~7パーセントの鉱脈を確認した。