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お帰りに際し、十和田町役場へご休憩のためお立寄りになられた。

十和田町が、観光開発の一環として大湯スキー場の整備を図ったことは、鹿角共通の課題である冬季観光・通

年観光への基盤づくりでもあった。三〇年すでにスキーリフトを設備していた大湯スキー場では、三一年全日本

スキー大会回転競技が行われた。三六年自衛隊スキー訓練、秋田営林局スキー大会、四二年県体スキー大会、四

三年全県アルペン選手権大会、四五年東北地区大学スキー大会、四七年全県高校スキー大会などが、次々と開催

された。なお大湯温泉振興のために、三四年大湯温泉会館が完成し、黒森山スキー場とともに県の観光開発公社

の経営となっていたが、民間資本の導入を図って四〇年秋北バス株式会社に経営委託し、名称も大湯温泉ヘルス

センター、大湯温泉スキー場と改めた。同時にスキー場には、スキーリフト増設とジャンプ台の新設が行われた。

その後四五年ロッジと夜間照明が設備され、四六年には黒森山で第二二回秋田県植樹祭が行われ、一八種類のサ

クラ六五〇本と白カバ五〇〇本が植栽された。

また住宅難解消をめざし、公営住宅の建設を三四年中岱に二〇戸、三五年焼山下に二〇戸、三六年浜田に二〇

戸と続けたのち、三九年度から六カ年計画の団地造成を計画し、四四年までに大湯四の岱団地六四戸、毛馬内団

地六〇戸を完了した。さらに四五年四の岱に一二戸を加え、十和田町となってから建てた公営住宅は合せて一九

六戸をかぞえた。なおへき地となった大湯折戸に住む六戸は、四六年町補助金等により国道に近い白山へ集団移

転を終えた。

このほか農林業の近代化と畜産振興を最重点とする施策によって、末広・神田地区農業構造改善事業、草木地

区農免道路新設事業、錦木地区県営圃場整備事業、十和田開拓地区酪農振興事業、高清水地区山腹畜産事業など